佐村河内氏の、手話が見たい・・・。

今日、世間を騒がせた佐村河内氏の記者会見があると言います。
私はあの方が、全聾であったことなど全く信じていませんが、
姿形からして世間を欺いている形振りがとても嫌いです。

一度は彼自身が手話で話すところを見たいものだと思っています。
少しばかり手話を勉強させて頂いた者として言わせて頂ければ、
手話通訳さんの手話を読み取れるならば、ご自身も手話表現が相当お出来になるはづです。

手話は、自分で表現することはある程度出来たとしても（自分で言葉を選べますから）、
通訳士さんや他の聴覚障害者の方の手話を読み取るのは充分には出来ません。
まあ、私のレベルでは・・・なのかも知れませんが、読み取りの方がはるかに難しいと言うことなのです。


今日の会見にも、手話通訳士さんが付かれるのでしょうかしらね。
聴力の再検査で、難聴と言う結果が出たそうですが、それも疑わしい気がしています。
手話で話をしてみて欲しいものです。


思い出話をさせて頂きますと、私のお弟子さんで中途失聴の女性は（難聴ですよね）、
電車に乗るのは無料（距離に制限があったかしら?）付添いの人一人だけは半額。
その他にはあまり手当みたいなのはないと言っていました（4級だったかしら）。

その為私は「補聴器を買うのも、聞こえる人より大変だろうから」と、お月謝を二割引きにしました。
ところが、手話の大先生から「逆差別だ」と言われましてね。
悲しい想いをするとともに、本当に慎重にすべき世界なんだなあ・・・と、反省もしました。

確かにその後「舞台費用も割引いて欲しい」などと言われ、他のお弟子さんのこともありそれは断りましたが、
彼女に勘違いさせてしまった発端が自分にあったのだなあと・・・。

今となっては懐かしい思い出ではありますが、
その同じ難聴の彼女も含め、すべての人々を騙していたと言うこと。
それ自身はどうなるのでしょうかしらね。